スタートアップ投資で日本と海外を繋ぎ、未来を創る

スタートアップ投資事業
投資管理担当
キャピタリスト
K.D. 2024年キャリア採用

早稲田大学卒。アメリカ生まれ日本育ち。外資系損害保険・生命保険業界にて、法人営業・デジタル戦略部立ち上げ・事業再生に従事し、2024年にDGベンチャーズに入社。主に米国のポートフォリオを担当。趣味はアート(油絵・陶芸)と海外旅行。

入社までの経験

前職では、子会社の事業再生マネージャーをしており、赤字の子会社を立て直すための経営戦略立案を行い、戦略の実行支援まで一気通貫して担当しました。親会社のマネジメントへの提案内容が、会社の命運やそこに所属している従業員の将来を左右するという、非常に重圧を感じる立場でしたが、子会社社長のリーダーシップや経営全般を幅広く見れたこともあり、大きな学びがありました。

元々保険業界に限らず、経営者目線で会社の全体像を捉えることに強い関心があったため、次のキャリアには様々な業種の経営に直接的に従事できる、PEファンド(非公開株式に投資する「プライベート・エクイティ・ファンド」)も少し視野に入れていました。

しかし、これまでの事業再生とデジタル戦略の経験から、マイナスをゼロにするというより、0→1の未来を創る仕事がしたいと思いました。

前々職のデジタル戦略業務を通じて、Insurtechを中心とした多くのスタートアップに出会い、イノベーションを起こし社会や業界に変革を起こすような0→1の仕事ができるのはスタートアップだろうという確信がありました。そういったスタートアップのエコシステムの支援がしたいと思い、ベンチャーキャピタリストを目指しました。

入社の決め手

所属しているDGベンチャーズに入社した理由は2つあります。

1つ目は、「グローバル × 金融 × CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)」という転職の軸に合致しており、その中でも最も大きな可能性を感じたからです。

特に、デジタルガレージグループは決済事業を中心に、カカクコムも含め、幅広く事業展開をしているため、財務的な支援だけでなく、ビジネスシナジーも含めてスタートアップに提案できるのが非常に大きな魅力でした。

2つ目は、チームプレイを大事にしていることです。DGベンチャーズに限らず、デジタルガレージグループでは、お互いに助け合ってチームとして成果を出すことを大事にする文化が根付いており、面接時からグループ内での密接な連携や仲の良さが伝わってきました。

一般的にベンチャーキャピタルでは、キャピタリストが独立している分、コラボレーションというより個人プレーが多いので、チームで取り組むことが好きな自分にフィットすると思いました。

仕事の魅力

DGベンチャーズの投資先は8割が海外であり、グローバルのトップファンドへの投資(LP出資と呼ぶ、LP: Limited Partnership)を通じて、全世界の先進的なビジネスやスタートアップ、世界のトップクラスのベンチャーキャピタリストと関われることは大きな魅力です。

更に、投資先に対してどのように関わるのかを含め、多くの仕事がキャピタリストの自立性や意思に任されており、非常に自由です。これまで在籍していた外資系の会社でも比較的裁量権はありましたが、DGベンチャーズは想像以上に任せてもらえる環境でした。

また、保険業界出身ということもあり、金融業界での未来について大きな関心があるのですが、デジタルガレージグループでは、今後の金融業界のキーとなるBlockchainやCrypto、AI等について先進的な研究を行っており、最先端技術や、それらを用いた事業開発・社会実装などを学べるプラットフォームが多くあるところも魅力です。

会社の魅力

デジタルガレージグループ全体でスタートアップへの投資のエコシステムが形成されているのは、大きな強みだと思います。

私が所属するDGベンチャーズは主にグロース・レイトアーリーステージの会社をターゲットとしていますが、シードステージの会社にはOpen Network Labを中心としたアクセラレータプログラムを提供したり、また、アーリーステージの会社には、世界の外部ファンドに加え、デジタルガレージのグループ内にあるDG Daiwa Venturesなど他のファンドが投資を行っています。

さまざまなステージのスタートアップの成長に対して、何かしらの価値提供ができる総合力は素晴らしいと思います。

チームの魅力

インターナショナルで、多様なバックグラウンドの投資プロフェッショナルが集まっているので、チームメンバーから日々さまざまなことを学んでいます。

また、チームワークを重視する文化のため、投資未経験の私に対しても優しく教えてくださるので、とても感謝しています。

加えて、DGベンチャーズを含めた各ファンドを取りまとめる投資企画部の方々も情報連携してくれるので、ファンド全体の今後の戦略やDGベンチャーズに期待していることについても、広く理解した上で業務に取り組めています。

今後の目標

長期的な目標として、2つ実現したいことがあります。

1つは、日本の経済的地位向上です。

私には、アメリカ生まれ日本育ちというバックグラウンドがあるのですが、、逆に日本人としてのアイデンティティを強く感じており、日本と海外を繋ぎ、日本から生まれる先進事例をデジタルガレージというビークルを通じて海外に発信していきたいと考えています。微力ながら、日本企業の国際競争力の向上に関わることができれば嬉しいです。

2つ目は、規制の先を行くような全く新しいビジネス創造の支援です。私の出身の保険業界を含む、日本の金融業界は規制産業であり、参入障壁も高いので、革新的なことが起こりづらい背景があります。

新卒から育ててもらった保険業界からは離れてしまいましたが、規制産業に最先端のビジネスを持ち込むことによって、新しい風を吹き込み、保険業界に少しでも恩返しできればと考えています。

応募者の方へメッセージ

日本にいながらグローバルな環境で働きたい方、最先端の技術やビジネスに興味がある方にはピッタリな職場です。

デジタルガレージグループ自体が「ファーストペンギン・スピリット」を体現するベンチャーであり、絶え間なく挑戦し続けている会社です。そんな会社で、スタートアップ支援に従事することは、非常に刺激的で面白いと思います。

また、世界のトップクラスの外部ベンチャーキャピタリストとも接点を持てる唯一の投資ビークルがDGベンチャーズであるため、視野を広げ視座を高めながら、グローバルな経験を積みたい方におすすめです。

1日のスケジュール

9:30

オフィス出社

10:00

USチームとコール

12:00

メンバーとランチ

13:00

投資先企業の役員会へ同席

17:00

投資企画部とのミーティング

18:30

オフィス退社

19:00

起業家とのディナー

デジタルガレージで

一緒に未来を
つくりませんか?