投資管理（ベンチャーキャピタル）

投資管理（ベンチャーキャピタル）の役割

デジタルガレージの投資領域を担うベンチャーキャピタル部門は、複数の投資子会社を有しています。グループで一丸となり、創業前からIPOに至るまでの幅広いステージでの投資を通じて、起業家をサポートする役割です。創業期とシードステージでは、アクセラレータプログラムを提供するOpen Network Lab（Onlab）に加え、ファンド・オブ・ファンズ（DGベンチャーズを通じたグループファンドを含む世界中の外部ベンチャーキャピタル・ファンドへの投資）、アーリーステージ以降ではDGベンチャーズを通じてスタートアップへの投資を行っています。グループで最大の投資資産残高を有するDGベンチャーズでは、AUM*約700億円クラスのポートフォリオ（*Asset Under Managementの略、投資資産残高）を保有しており、うち70％以上が海外投資です。投資ファイナンス、コンサルティング及び起業経営経験者等、多岐にわたるバックグラウンドを持つ優秀な人材が揃う職場環境です。

チーム体制

キャピタリスト

ベンチャーキャピタルにおける投資業務全般に関わり、投資機会を発掘するソーシング、投資条件の交渉、デューデリジェンス評価、投資委員会に向けた各種調査や資料作成等を行います。単に投資を行うだけではなく、投資先のモニタリングとハンズオン支援事業計画策定支援等を通して、起業家やスタートアップの成長をあらゆるステージでサポートする役割を担っています。

ポートフォリオ・ファンド管理

既存ポートフォリオにおける投資先企業のパフォーマンスをモニタリングし、各種分析レポートの作成や、事業部門との連携にフォーカスした企画提案を行います。ベンチャーキャピタルの管理部門として、その他の事務関連業務（ワークフロー、社内の承認事務関連一式）の機能も担います。

働くメリット

最先端のテクノロジーやビジネスアイデアに触れられる機会

スタートアップ企業の独創的なアイデアに接し、成長可能性のある最先端テクノロジーやビジネスアイディアに常に触れることができます。これらを通じて最先端分野に関するRRK（Role Related Knowledge and Experiences）を高めることができます。

多様な企業のポートフォリオ管理

さまざまな業界業種、セクター・バーティカルにおいて、創業直後のシード・アーリーステージ企業から成長期に入っているグロース・ステージ企業まで、成熟度の異なる企業のポートフォリオ管理を通して多角的な視野を持つことができます。また情熱を持った創業者や経営陣との対話を通じて、自身の視座を上げられます。

投資ファンドの運営と投資財務リターンの最適化

ファンドの運営に関わることで、ポートフォリオの成長と投資のリターンおよびリスクについての理解が深まり、コーポレートファイナンス分野におけるベンチャーファイナンス領域の知識と経験を積むことができます。

こんな人に向いています

キャリアパス

投資チームの一員として、スタートアップ企業の評価や投資機会の探索、デューデリジェンス等の実務をチームとともに担当するところからスタートします。ポートフォリオ管理を通して、各ポートフォリオ企業のステージの成長および投資財務リターンのためのリクイディティ推進を学びます。業務の専門性は、おもに投資のフロント業務と言われるベンチャーキャピタリスト、ミドルオフィス業務と言われるポートフォリオマネジャー、バックオフィス業務のファンドマネジャーに分類されます。

この仕事に関連する会社

株式会社DGベンチャーズ
ベンチャーキャピタル投資業務を行う会社です。2023年6月時点での投資資産残高は約700億円。グループで最大の投資資産残高を有し、240社以上のスタートアップ企業への投資やファンド・オブ・ファンズ（世界中の外部ベンチャーキャピタル・ファンドへの投資）を行っています。DG りそなベンチャーズ1号ファンドの運営も行っています。

株式会社DGインキュベーション
ベンチャーキャピタル業務を行う会社です。2023年6月時点での投資資産残高は約80億円。Hamagin DG Innovation Fund、札幌イノベーションファンド、Open Network Lab ESG・1号“Earthshotファンド”の計3ファンドの運営を行っています。

株式会社DG Daiwa Ventures
ベンチャーキャピタル業務を行う会社です。2023年6月時点での投資資産残高は約200億円。大和証券グループとのジョイントベンチャーで、AI、ブロックチェーン、xR、サーバーセキュリティやヘルスケア領域の計2ファンドの運営を行っています。

株式会社DK Gate
ベンチャーキャピタル業務を行う会社です。講談社とのジョイントベンチャーで、コンテンツ事業領域に関連するスタートアップへの投資を行っています。