先進的なスタートアップと二人三脚で
社会課題の解決に挑む

新規戦略事業
スタートアップ企業に向けたESG担当マネージャー
S.T. 2021年キャリア採用

アメリカのWesleyan Universityを卒業後、2014年三井物産に新卒入社。アメリカや東南アジアの不動産開発、シンガポール駐在を経て、森林・植林関連事業の事業開発に従事。その後、スペインのIE Business Schoolでサステナビリティやインパクト投資領域を中心に学ぶ。2021年にデジタルガレージに入社し、ESG・サステナビリティ観点でのスタートアップ支援などを行う。趣味は、旅行と旅行先での風景画のスケッチ。

入社までの経験

新卒で入社した総合商社では、事業開発を軸にさまざまな産業に従事していました。具体的に担当していたのは、次のような業務です。

  • アメリカのシニアリビング(高齢者施設・住宅)や住宅の不動産開発・投資
  • 東南アジアの産業施設・オフィスの開発
  • 東南アジアの森林資源を活用した新規の物流事業の立ち上げ・植林投資事業の検討

途中、シンガポールに駐在して働いていた期間もあります。グローバルに事業開発・事業投資に関連する営業、交渉、デューデリジェンス(買収監査)、物流オペレーションを身につけられる仕事でした。

森林資源・植林地開発事業でサステナブルな事業開発に触れたことをきっかけに、ESGやインパクト投資、そうした社会課題に取り組むスタートアップ企業に関心を抱くようになったんです。そこで、MBAを取得するために1年間休職して、スペインのIE Business Schoolに留学しました。

MBA取得後は、国内外のスタートアップとともに、社会課題や環境問題の解決にインパクトを与えられる事業の創出・投資をしたいと強く思うようになりました。

入社の決め手

私が転職活動をしていた2021年に、デジタルガレージが「Earthshot Project」を開始しました。ESGに取り組む国内外のスタートアップ企業を紹介するプロジェクトです。当時のデジタルガレージはスタートアップ領域において、地球に目を向けた取り組みを始めたところで、ESG重視型のファンドを組成するタイミングだったんです。私もサステナブル視点で事業開発とスタートアップ投資に取り組みたいと思っていたので、ぴったりの環境だと感じました。

一流の企業やMBAで経験を積んだ上司・先輩・同僚が多い組織で働けることも、自身のキャリアアップにつながると考えました。面談で接した社員の存在も大きかったです。今の上司・先輩・同僚なのですが、彼らと働くことで自分のコンフォートゾーンを抜けて成長できると思えたんです。枠にとらわれずにスピード感と裁量を持って、いろいろな挑戦ができる会社だと感じ、入社を決めました。

仕事の魅力

デジタルガレージが2010年より運営しているスタートアップのアクセラレータープログラム「Open Network Lab(オンラボ)」にて、ESGチームのマネージャーをしています。社会課題・環境問題に取り組むスタートアップに対してESGやインパクトの観点から事業支援をしたり、ESG重視型ファンドなどの投資関連業務に携わったりしています。

支援先のスタートアップの他に、事業相談会に応募してくださったスタートアップやファンドの投資家など、国内外のさまざまなステークホルダーと接する機会のある仕事です。社内では特に、アクセラレータープログラムを運営しているチームと日々連携しながら仕事をしています。

実際に入社してみて感じたのは、想像以上にスピード感を求められ、大きな裁量を任されるということ。私たちの仕事では、PoC(Proof Of Concept、概念実証)のような試験的なプロジェクトの提案・実行・分析を高速回転させながら、複数回行う必要があります。前職でも主体的に新規事業に取り組む機会はありましたが、自由度が高く発案・実行できるのは、デジタルガレージならではの魅力です。敷かれたレールがなく、常に新しい取り組みや事業モデルを求められる組織です。

サステナビリティ領域は世界的にもトレンド変化が激しい分野です。絶えず新しい情報に触れ続けることは大変ですが、個人的にも関心の高い領域なので、仕事との境目がつかないくらいおもしろく感じています。

チームの魅力

オンラボのESGチームは、私を含め2名の専任と、他部署から手を上げて参加しているメンバーから構成される組織横断的なチームです。そのため、社長室、クリエイティブ部、コーポレート・コミュニケーション部、人事部、決済事業の部署など、さまざまな部署の専門職が強みを出し合いながら仕事を進めています。この取り組みに関心を持つ有志で集まっていることや、たまたま年齢が近いこともあって、とても風通しの良いチームです。

コミュニケーションは、週1回の定例会議と日々のチャットでのやりとりが中心ですね。他部署所属のメンバーや兼務メンバーとはこまめに連絡をとり、主務との業務負荷の調整をしています。

今後の目標

オンラボのESGチームを、ESG・サステナビリティ✕スタートアップ領域のオピニオンリーダーにすることと、オンラボのESGチームの活動を通じて社会課題・環境問題の解決へ大きなインパクトを与えることが目標です。そのために今後もスタートアップの支援を続け、最新の情報にタイムリーにアクセスできるようにしていきたいと考えています。

この取り組みを持続させるためには、人材育成や組織力の強化が重要です。次世代を担う若手メンバーの育成に力を入れ、チームメンバーのキャリアやライフスタイルも考えながら組織を強化していきたいです。やりたいことが多くて、まだ道半ばといったところですね。

応募者へのメッセージ

デジタルガレージは、社会課題・環境問題の解決に取り組むスタートアップコミュニティとのつながりが豊富です。最新テクノロジーを活用する国内外の一流の起業家やオピニオンリーダーと会話ができる関係にあるのが、大きな魅力だと思います。

仕事をすすめる上で大切にしていることは、一緒に働くすべてのステークホルダーを尊重してコミュニケーションをとり、前向きに学び続ける姿勢です。仕事はひとりではできません。チームメンバーやクライアント、投資家などの関係者との信頼関係の上で成り立つものです。さまざまな利害関係やバックグラウンドを考えて、臨機応変に行動することがもっとも大事なことだと思っています。

こうしたコミュニケーション能力の向上を含め、常に新しいことに挑戦できる環境がデジタルガレージには整っています。自分のコンフォートゾーンを抜け出して、新しいことに挑戦し、進化し続けたいという人は、きっとデジタルガレージで活躍できると思います。

1日のスケジュール

08:00

アメリカのスタートアップとのリモート面談

09:00

オフィス出社

10:00

資料作成・Slack対応

11:00

ウェビナー開催・参加

12:00

1on1ランチ

13:00

投資戦略に関する社内打合わせ

14:00

同業他社との情報交換

15:00

「Open Network Lab」のESGチームとの定例会議

16:00

資料作成・Slack対応

17:00

欧州のスタートアップとの面談

18:00

資料作成・Slack対応

19:00

オフィス退社、友達とご飯

デジタルガレージで

一緒に未来を
つくりませんか?