決済事業
決済事業の全体像
クレジットカード決済やコンビニ払い、QRコード決済、キャリア決済などの決済手段をEC事業者や小売店、飲食店などに提供しています。キャッシュレス決済は社会インフラの一つであり、デジタルガレージグループの技術が暮らしの中のさまざまな支払いシーンを支えています。
デジタルガレージの決済事業を担うDGフィナンシャルテクノロジーは、国内最大級の決済代行事業者です。安全性と信頼性の高いシステムを構築し、多様な決済手段を実現するプラットフォームを提供してきました。日本企業として初めてPCI DSS(クレジットカード業界における国際情報セキュリティ基準)を取得するなど、高度なセキュリティ環境を構築しています。
さらに、最先端データベースの導入に加え、日本とインドの2拠点体制による24時間365日のシステム監視体制により、大量の決済処理と高い稼働率を実現しています。
現在、DGフィナンシャルテクノロジーが支える支払い拠点数は全国で119万拠点(2025年3月末)、決済取扱高7.5兆円、決済取扱件数14.0億件(2024年4月~2025年3月末の年間実績)に上ります。この取扱規模は、決済代行事業者として国内最大級です。
クレジットカード決済は内閣府が指定する基幹インフラの一つであり、デジタルガレージグループも社会を支える重要な役割を担っているといえます。
決済事業については、動画で詳しくご紹介しています。
ぜひ以下よりご覧ください。
▼デジタルガレージYouTubeチャンネル
https://youtu.be/UPfCvgs8TUs?feature=shared
私たちが解決する課題
飲食店や小売店、交通機関などの公共機関からオンラインサービスまで、生活のあらゆるシーンで「支払い」は必要不可欠です。従来利用されてきた現金での支払いに加え、現在ではクレジットカード、電子マネー、銀行振込、QRコード決済など、数多くの支払い方法が存在しています。
デジタルガレージグループが提供する決済プラットフォームは、さまざまな決済方法を一括で契約し管理できるサービスです。このサービスによってECサイトや店舗の事業者は、各決済機関との煩雑な契約や入金手続き、個別に決済システムを接続する手間やコストを削減できます。決済システムを容易に導入できることで、ビジネスを始めるハードルが下がるだけでなく、業務の効率化にも繋がります。
決済機関と事業者をつなぐ決済代行サービスがあるからこそ、利用者も自身の好きな決済方法を選んで支払いを済ませることができます。これからも「未来を、決済からデザインする」というビジョンのもと、日々進化するテクノロジーを基盤に、決済を軸としたさまざまなサービスを提供し、社会に新たな価値をもたらします。
提供しているサービス
ECサイトから実店舗の決済まで、多様なチャネルや利用シーンで支払いができるサービスを提供しています。生活者の利便性を高めながら、企業の事業成長と業務効率化を支援します。
マルチ決済サービス VeriTrans4G(ベリトランスフォージー)
クレジットカード、コンビニ、銀行振込などの基本的な決済手段から、電子マネー、キャリア決済、PayPayをはじめとするID決済、PayPalなどの国際決済まで、多様な決済手段を一括で導入し一元管理できるマルチ決済サービスです。
提供規模は国内最大級で、決済サービスの充実を通して、ECサイトや店舗の利便性向上や売上増加、購買機会の損失防止に貢献します。
共通QRコード決済サービス Cloud Pay(クラウドペイ)
「Cloud Pay」は、ひとつのQRコードを店頭などに設置するだけで、複数のQRコード決済サービスを一括で導入し、一元管理することができるサービスです。国内外の複数のQRコード決済ブランドに対応しているため、利用者は迷うことなくスムーズに支払いができます。
事業者は、新たな機器の導入や既存システムの改修などコストをかけずにQRコード決済サービスを導入可能です。また、 決済の取引データを一元管理できるため、運用や経理業務の効率化にもつながります。
端末レス決済サービス Cloud Pay Neo(クラウドペイネオ)
「Cloud Pay Neo」は、表示されたQRコードを利用者のスマートフォンで読み取るだけで、場所を問わず、さまざまな決済手段が可能となるキャッシュレスサービスです。各種QRコード決済に加え、クレジットカードや後払い決済にも対応しています。
場所を問わず決済が可能なため、家電の訪問修理時の現地料金収受や出張サービス、部活動費の料金収受など、幅広い業種で活用され、事業者の決済端末管理負担と業務効率化に貢献します。
リアル店舗向けスマホ決済サービス mPOS(エムポス)
「mPOS」は、スマートフォン・タブレットなどの端末アプリと専用のカードリーダーがあれば、飲食店でのテーブル決済、訪問サービス、イベントなど、さまざまな実店舗での支払いに活用できる決済サービスです。クレジットカードや国内外バーコード決済など、各種決済手段に対応しています。
また、OEMでの提供やアプリケーションへの組み込みも可能で、企業独自のブランドとして運用することも可能です。
BtoC送金サービス CASH POST(キャッシュポスト)
「CASH POST」は、メールアドレスなどの必要最低限の個人情報だけで企業から個人へ送金・返金ができるサービスです。
利用者は原則24時間365日、コンビニや銀行振込など複数の方法から受け取り方法を選択でき、採用活動における交通費支払いやキャンペーンにおけるキャッシュバック、イベントの中止や交通機関の欠航による返金など、業種・業態を問わず幅広いシーンで活用されています。
数字で見る決済事業
プロジェクト紹介
IoT端末とつながるCloud Payシリーズ

「Cloud Payシリーズ」は、IoT端末との柔軟な連携を強みに、これまで現金決済が主流だった業種におけるキャッシュレス化を加速させています。
例えば、駐車場の自動精算機、ゲームセンターのクレーンゲーム機、飲料自販機といった無人機への対応に加え、世界最大級の決済プラットフォーム「Square」の決済端末にQRコード決済が実装されるなど、その適用範囲はますます拡大しています。
生体認証決済サービス

「生体認証決済サービス」は、指静脈や顔、指紋など、身体の一部を使って本人確認と支払いを行う新しいキャッシュレス決済手段です。
現在、デジタルガレージグループではNECや日立製作所等と連携し、「生体認証決済サービス」を提供しています。事前に専用サイトや店頭で生体情報とクレジットカード情報を登録しておけば、店舗の専用端末に指や顔をかざすだけで支払いが完了します。財布やスマートフォンを取り出す必要がなく、手ぶらで買い物ができるほか、年齢確認も可能なため、スーパーや商業施設、観光地などで導入が進んでいます。
チームメンバーの声
20以上の案件を同時並行で担当することもあり、ステータス管理が大変なときもありますがその分興味のある業界に携わる機会も多いので、日々やりがいを感じています。自分の専門性を活かし事業者へのサービス提案なども行っており、スキルを伸ばせている実感があります。
決済サービスのシステムはとても複雑で関係者も多いため、勉強の毎日です。ですが前部署で得たマーケティングスキルを活用できていることや、収益基盤となる既存事業の成長に複数関わることで、自身の視野を大きく広げられていると感じています。
事業を知る
- Fintech 決済事業 社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、クレジットカード決済やコンビニ払い、QRコード決済、キャリア決済などの決済手段をEC事業者や小売店、飲食店などに提供しています。詳しく見る
- Marketing マーケティング事業 さまざまな業界のクライアントに、戦略立案からクリエイティブ制作まで、デジタル・リアル領域を一気通貫した幅広い支援マーケティングソリューションを提供しています。詳しく見る
- Biz Dev 新規戦略事業 さまざまな業界のDXを支援するサービスや、フィンテック領域の新たなサービスを開発しています。また、最先端テクノロジーを社会実装し、次世代のサービスを創出しています。詳しく見る
- Incubation スタートアップ投資事業 国内外の有望なスタートアップの発掘、投資、モニタリングを行っています。投資先の企業やファンドを通じて、国内外のテクノロジーのトレンドをキャッチアップします。詳しく見る
- Tech 技術開発部門 デジタルガレージグループのサービスを支える組織です。生成AIやweb3など最先端テクノロジーのR&Dにも取り組み、これらの最先端技術を社会の基盤へと変換し、社会に送り出しています。詳しく見る