事業を知る

技術開発部門

技術開発部門の全体像

デジタルガレージ全体の技術導入とシステム開発に責任を持っているのが技術開発部門です。デジタルガレージグループのサービスやプロダクトを技術面で支えたり、最先端技術を社会の基盤へと変換する役割を担っています。

デジタルガレージグループの各事業においては、ビジネスサイドの要件を分析し、技術選定からシステム開発まで一貫して責任を持ち、技術面から各プロジェクトのマネジメントも行っています。

また、最先端技術としては、ブロックチェーンやGenerativeAIなどR&Dに取り組み、そのテクノロジーをサービスやプロダクトに落とし込み、社会に送り出しています。

関連する事業領域は、国の重要インフラである決済領域に加え、不動産、医療、飲食・小売など人々の生活シーンに不可欠な領域にも幅広く展開しています。

R&D組織

Digital Architecture Lab」を中心に事業開発を行っています。

Digital Architecture Labでは、人工知能の新しいアプローチである「Probabilistic Computing*(不確実性コンピューティング)」の研究・学習を支援してきました。この技術はプライバシーを保護しながら、合成データを用いてデータの共有と分析を可能にします。Probabilistic Computingのプロジェクトチームとともに、集団的知性とウェルビーイングを向上させるアプリケーションを開発・提供していく予定です。

*Probabilistic Computingとは、人間の脳に近い思考モデルで安全で拡張性を持つプログラムのこと。プライバシーの保護をしながらデータ分析・計算が可能。

プロダクト開発担当者が出演するポッドキャストはこちら!



プロジェクト紹介

技術開発部門が関わる各領域のプロジェクトの一部をご紹介します。

決済領域

共通QRコード決済サービス Cloud Pay

ひとつのQRコードを店頭に設置するだけで、複数のQRコード決済サービスを一括導入し、一元管理できるサービスです。国内外の複数のQRコードに対応しているため、消費者は迷うことなく支払いができます。導入店舗は、コストを抑えながらサービスを導入でき、運用や経理業務の効率化にもつながります。

特に日常的な買い物や飲食店での少額決済をスムーズに行いたいシーンで活躍します。直近では、米国の決済サービスSquareとの連携も行うなど、グローバルからも高い評価をいただいています。

不動産領域

不動産DXプラットフォーム Musubell

不動産DXプラットフォーム「Musubell」は、不動産に特化した販売・契約支援クラウドサービスです。「Musubell for 新築」「Musubell for 仲介」「Musubell for 物件調査」などを次々に開発し、不動産売買契約に必要な書類の自動生成、電子契約締結など業務生産性向上に繋がる機能を提供し、不動産業界のDX化の推進をリードしています。

プロジェクトは事業開発のメンバー8名、エンジニアリングマネージャー3名、開発メンバー45名の体制で構成され、サービス特性に応じて切り分けた3つのサブプロジェクトを同時進行する大型のプロジェクトです。DG Technology本部がプロジェクトマネージャーとして統括し、ビジネス要件や顧客の要望、事業開発戦略にもとづいてプロダクト開発を推進。Musubell事業のメンバーとエンジニアリングマネージャーとをつなぎ、ビジネスサイドと開発サイドを連携しました。

医療領域

医療業界向けオンライン決済サービス CurePort

患者様が会計で待つことなく支払える、クリニック向けのキャッシュレス決済サービスです。現金のやり取りや会計の長い待ち時間が不要になり、領収書紛失の心配もありません。患者様は受付時にCurePort経由でチェックインし、診察後は登録済みクレジットカードで自動決済が行われるため、スムーズに会計を完了できます。

CurePortは0-1フェーズであるため、プロダクトとして立ち上がった現在も、開発面や技術面どちらも裁量を持って進めています。

飲食/小売領域

飲食/小売店向けSaaS Pangaea Delivery

複数のオンライン注文サービスを1台のタブレット端末で管理できる、飲食/小売向けのサービスです。決済システムの開発・運用ノウハウや、AI・データ分析に関する技術力などのデジタルガレージが持つアセットを組み合わせ、飲食店・小売店のDXを支援します。

要件定義からフロンドエンド・バックエンドの設計と実装、UI/UXやデータの設計、外部サービスとのAPI連携などを担当しました。

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