新しいコンテクストで社会貢献を体現できる経営人材になる

フィンテック事業 グループ連携戦略室 副室長
投資事業 マネージャー

T.S.

デジタルガレージ入社のきっかけ

「常識を疑え」の原体験から、成功体験を目指す

皆さんはどのような姿勢でものごとに取り組んでいますか?私は学生の頃から、社会の常識にとらわれず、真っ先にチャレンジする姿勢を大切にしてきました。まさにデジタルガレージが掲げるクレドの「常識を疑え」と、社是である「ファーストペンギンスピリット」の体現だと思います。何かを変えようと取り組む時は、これまで慣れ親しんだ考えや経験から変化に躊躇することもあります。しかし、一歩踏み出してみると、新たな挑戦の中に楽しさを見つけることが出来ます。また「何をするかより誰とするか」を大事にしています。

大学では、面白そうな先輩たちに惹かれて、体育会サッカー部ではなく20名程度のサッカーサークルを選びました。10代の頃から、自分の考えを発信し実行することで物事をより良い方向へ変えてきた経験もあり、サークルでもサッカーの強さと、サークルらしい楽しさの両立をしたいと考えました。サッカー経験者や選抜入りしていたメンバーをスカウトし、4年次には約80名の規模に拡大しました。当時のチームマネジメントや組織を拡大した経験は、チームを強くし、戦って結果を出し、みんなで喜びを分かち合うという現在のやりがいやモチベーションに繋がっていると感じます。みんなが良いと思えることのために、まず自分がやってみる。それが、私なりの「ファーストペンギンスピリット」です。

就職活動では、大学の専攻が土木工学だったこともあり、社会インフラやまちづくりへの想いを抱き、不動産ディベロッパーに入社しました。そこでは、不動産営業の経験を積み、スキルを高めました。卒業研究時に触れたプログラミングを活かしたいと思い、転職時はIT業界と社会的インフラ双方に関われる企業を探していました。Twitterの日本進出支援、デジタルマーケティング事業展開、決済インフラ提供など、さまざまな事業を展開するデジタルガレージの面白さに惹かれ、入社を決めました。

デジタルガレージでの挑戦と経験

世の中のためになる事業を、共に実現する

私が入社した当時から、デジタルガレージは、決済・マーケティング・投資の各セグメントそれぞれで、業界内での存在感がありました。そのため、ベンチャー企業ながらも、大きな社会的インパクトを生み出し、スケールさせる力があると感じていました。私は、デジタルガレージのアセット、各方面のステークホルダー、パートナーを繋げて今までの常識を疑い、新しいサービスを展開できることが、デジタルガレージの大きな魅力だと感じています。

2年目に担当したグループ会社カカクコムとの共同プロジェクトを皮切りに、これまで多数の新規事業に携わってきました。例えば、現金払いのみだった不動産賃貸の初期費用支払へのカード決済導入、ECと店舗を繋ぐOMO(「Online Merges with Offline」の略称)を可能にする決済ソリューションの提供、店頭待ち行列を解消するモバイルオーダーへの決済導入などが挙げられます。

新規事業を企画する際は、クライアントに丁寧なヒアリングをし、抱えている問題を理解するだけでなく、インサイトを見つけることが大切です。先に挙げた賃貸不動産の初期費用クレジットカード支払いを例にとってお話しします。従来、賃貸初期費用は家賃の数倍もの金額を支払うにもかかわらず、決済の選択肢は現金払いのみでした。借主側はカードの利用を希望するのに対して、不動産会社側はカード決済の手数料以前に、入金までのキャッシュフローが1ヶ月以上かかる点を一番の課題と捉えていました。そこで、これまでに業界では前例のなかったソリューションを実現したいと考えました。システム部門に、カード決済を毎日精算できるように掛け合い、システム開発や経理のキャッシュマネジメントの課題を解決しサービス化を実現しました。現在では業界基準となっている仕組みです。顧客インサイトに基づいてデジタルガレージの強み、テクノロジーを活かし、ステークホルダーやパートナーと連携することで、常識を覆して様々な社会課題を解決できることを体感した仕事でした。

デジタルガレージの人と風土

日々、多様な組織の中で経営に挑戦する

仕事でどういった経験を得られるかは、どのような人材と、どれくらい内容の濃い仕事をできるかが重要なポイントだと思います。デジタルガレージでは商社やコンサル出身者など他業種から転職した方や、起業経験者、国内に数人しかいないブロックチェーンのコアディベロッパーなど様々な経歴や専門性を持つメンバーがいます。多様性を持つメンバーと切磋琢磨し協力し合うことで、パーパスの実現に向けて取り組むことができます。

また、私は部門長として、さまざまな社員の育成を担い、最終的にメンバーが自分なりの型をつくり、自走できることを目指してきました。まず自分が率先して行い、求めるアウトプットを明確に伝えつつ、メンバーの挑戦にも伴走し、フィードバックをします。多様性の中でカルチャーフィットと個を活かすことの両立は難しいですが、この連続する育成の取り組みが組織のプラスになると考えて挑戦しています。

デジタルガレージは、風通しがよく、年齢や経験に関係なく主体性をもつ人へ仕事を任す機会を提供する社風です。これまでは、決済インフラを提供するセグメントで営業の責任者をしていましたが、今では、セグメントを横断し、投資先企業の支援と全社で次の25年間の経営を考えるプロジェクトにも携わっています。投資事業ではこれまでよりも一層多く、そして幅広い経営視点での議論に触れることができ、経営への意識と興味が高まっています。私は今後、新しいコンテクストで社会貢献を体現できる経営人材になりたいと考え、日々挑戦しています。

価値観

全体の中で、自分のバリューを出す

所属部署が変わり複数になっても、働き方そのものやクライアントに対するスタンスは変わりません。むしろ「グループ全体として何ができるか」をより強く考えるようになりました。異動や兼務を通して、横断的な動きを社内外に向け体現することで、どのようなメッセージを届けられるか、どのような価値を提供できるか、常に考え行動しています。

グループ内やクライアントの課題でも、個別最適化されすぎたために解決が難しいことがあります。また、単一の課題解決提案だけではなく、独自の提案でコモディティ化のリスクを回避する必要があります。つまり、グループ全体としての総合力を活かすことが求められています。私は、デジタルガレージを持続可能な社会に向け、規模や制度、事業そのもののあり方、働くメンバーも含めて、より良い会社にしたいと思っています。デジタルガレージのパーパス「持続可能な社会に向けた“新しいコンテクスト”をデザインし、テクノロジーで社会実装する」を実現するために、常識を疑いながら「何をするかより誰とするか」を考え、主体的に挑戦し続けていきます。